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学会活動紹介
日本周麻酔期看護医学会の活動について
日本周麻酔期看護医学会のルーツは2010年に遡ります。当時、聖路加国際病院理事長であった故 日野原重明先生と宮坂勝之先生(現 名誉教授)が聖路加国際大学大学院に周麻酔期看護学修士課程を開講したことに由来します。
その後、日本周麻酔期看護医学会の前身である「PAN (Peri-anesthesia Nurse) Network 研究会」が誕生しました。研究会が発足した2015年から4回の学会は宮坂勝之先生が自ら会長を務め、年度を追うごとに大きく成長して参りました。
2018年には「一般社団法人 日本周麻酔期看護学会」が設立され、翌2019年には第1回日本周麻酔期看護学会が開催されました。以降、本学会は周麻酔期看護学における最新の知見を共有し、また周麻酔期看護師への継続教育の場として活動しております。
日本周麻酔期看護医学会で養成する周麻酔期看護師は、麻酔科医の直接指示のみを受け、麻酔科医と協働し、麻酔に関わる医療安全体制の強化、患者安全の向上、質の高い麻酔科診療を患者に提供することを理念に掲げ、麻酔科専門医から独立して麻酔提供を行なうことや、包括指示を受け看護師が独自の判断で診療補助に関わらないことが特徴です。
これからも周麻酔期看護教育の普及と発展に尽力すべく、活動を続けて参ります。
過去の年次集会について
● 2015年4月16日 第1回PAN Network 研究会 会長:宮坂勝之 場所:聖路加国際大学
● 2016年3月19日 第2回PAN Network 研究会 会長:宮坂勝之 場所:聖路加国際大学
● 2017年2月25日 第3回PAN Network 研究会 会長:宮坂勝之 場所:聖路加国際大学
● 2018年2月24日 第4回PAN Network 研究会 会長:宮坂勝之 場所:聖路加国際大学
● 2019年2月16日 第1回日本周麻酔期看護医学会学術集会(第5回PAN Network 研究会改め)
テーマ:Education in Anesthesiology 大会長:長坂安子 場所:聖路加国際大学
● 2020年1月24日〜3月24日 第2回日本周麻酔期看護医学会学術集会
テーマ:Collaboration and Team Dynamics 大会長:長坂安子 場所:オンライン開催(録画配信)
● 2022年2月19日〜3月19日 第3回日本周麻酔期看護医学会学術集会
テーマ:今こそ、日本の麻酔看護を考える 大会長:長坂安子 場所:オンライン開催(録画配信)
● 2023年2月 4日 第4回日本周麻酔期看護医学会学術集会
テーマ:Patient Safety in Anesthesia 大会長:長坂安子 場所:聖路加国際大学
● 2024年3月23日 第5回日本周麻酔期看護医学会学術集会
テーマ:未来に紡ぐ、麻酔看護 大会長:長坂安子 場所:聖路加国際大学
特定行為研修について
当学会の特定行為研修
● 指定研修機関:日本周麻酔期看護医学会(指定年月日2021年2月22日)
● 研修内容:術中麻酔管理パッケージ(6区分8行為)
- 大学院コース:大学院周麻酔期看護学講座(委員会により承認されたシラバス)
協力施設:信州大学大学院(周麻酔期看護学)
- 履修免除コース:大学院周麻酔期看護学修了者(委員会により承認された者)
e-learningによる補講・科目試験、OSCE試験、患者実習
協力施設:聖路加国際病院
横浜市立大学附属病院
信州大学医学部附属病院
近畿大学病院
国際医療福祉大学三田病院
順天堂大学医学部附属順天堂医院
● 研修修了者数:24名(2024年3月時点)
● 特定行為研修管理委員会メンバー
委員長 :長坂 安子 日本周麻酔期看護医学会(東京女子医科大学)
副委員長:林 督人 日本周麻酔期看護医学会(聖路加国際病院)
副委員長:宮坂 清之 日本周麻酔期看護医学会(聖路加国際病院)
委員 :吉田 奏 日本周麻酔期看護医学会(聖路加国際病院)
委員 :川真田 樹人 信州大学
委員 :後藤 隆久 横浜市立大学
委員 :阿部 世紀 聖路加国際病院
委員 :宮下 徹也 国際医療福祉大学三田病院
委員 :岩元 辰篤 近畿大学
委員 :原 厚子 順天堂大学医学部附属順天堂医院
委員 :川田 瑞穂 日本周麻酔期看護医学会